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『真典セクサリス』の感想とかいろいろ ②曲の感想 少女病ラストアルバム



少女病 ラストアルバム制作プロジェクト - クラウドファンディングCAMPFIRE:


















少女病公式WEBサイト:


届いた直後はもう感情爆発で感想を書くどころではなかったのですが、ラストライブも終了しやっと落ち着いてきたので書いていこうと思います。

前回は返礼品の感想だけでいっぱいだったので、今回の記事でCDと曲の感想を書いていこうと思います。(ライブの感想はまた別の記事で書こうと思います。)



返礼品や曲の感想を書いていくにあたり、ネタバレが含まれますのでご注意ください。

(今回は曲の感想なので特にネタバレ注意です。)


ストーリーを追って聞いてきた方にはぜひこの結末をご自身で知って頂きたいです。

BOOTHにて一般販売(通販)もありますので、ぜひ


真典セクサリス | 少女病 https://girldisease.booth.pm/items/3903294



 

では1曲目から順番に!


1.existence

曲名の読み方イグジスタンスであってますか?(英語激弱)

存在という意味みたいですね。


この曲は先行して公開された動画で聞いていたのでまだ心の準備が出来ていた……

と思ったんだけどねぇ!!


もうイントロの神々しさで泣く!!

この冒頭の歌詞は天使語なんですかね?歌詞が無いですね?


少女病の1曲目はいつだって神曲だって決まってるんだよね。

アルバム全体のストーリーや世界観をとらえつつ、歌唱曲としてのテンポを崩さない歌詞があり、絶対外さないサビのメロディーがある。正統派の少女病1曲目です。


少女病さん作詞の独特な言語センスにもう毒されているのでね……。

少女病で初めて聞く単語とか多くないですか??

造語とかも多いのかもしれないけど、こういった言葉のセンスが好きすぎます。

この曲の好きポイントは「御高説」「威光」「世界記憶(アカシックレコード)」ですね。


MitsukiさんとLicoさんのツインボーカル曲な所も良き良きです。

交互に掛け合いになってる部分とか、ラストサビで一緒に歌う所とかブチ上がります。


あとは最後の魔女達の台詞が好き。

五魔女会談開始からしばらく経ってしまったけど、ついに集ってる~~~!!って感じがしましたね。



2.不可逆性クロックワイズ

シスフェリアの語りから入ります。ファァァァァー!!!!

この曲の説明でなんとなくストーリーを察し、続く他の曲のタイトルを思い出して、今後の曲の展開も察する曲でしたね。この時点で絶対次アイリーン様じゃん…ってなった。


シスの声優さんの演技ホントに良いですよね。

台詞からシスの葛藤とか苦しさが伝わってくる感じがもうね。好き。


曲調もちょっと民族っぽさというか、のどかな人間時代のシスを思い描いたようなローテンポな曲。

蒼白のアニメーションDVD映像でも時計っぽい演出あったような気がするし、シスの願いをきいて成る程となりました。


少年は…約束を果たしたのに、悲しすぎる。



3.有形悲劇を与えたまえ

やっぱりアイリーン様の曲だった!!

イントロの不穏感が好き。一瞬で残響を思い出した…。


魔女の中だとアイリーン推しなので、

相変わらず元気そうな高笑いが聞けて嬉しいです。


疾走感のあるカッコいい曲です。大好き。


ボーカルはLicoさん!

Licoさん曲はカッコいいんだけど歌うとなると難しい曲多い気がする。


歌詞はMitsukiさん作詞ですが、残響要素をふんだんに散りばめた少女病節がすごい!

何気に冒頭で魔女になった生い立ちぶち込んでくるし…。そんなことされたらもっと詳しく知りたくなるじゃん。



4.sacred answer

順番通り、次はやっぱりメリクルベル様でしたね!

イントロにも最終楽章~を入れてきましたね。

「偽幸者」も好きなワードリストに入ってます。また出てきて嬉しい!


曲調も童話とかおとぎ話チックな感じがメリクルベルらしいですね。


魔女よ!魔女よ!(メリクルベルメリクルベル)の所好きだよね。みんな好きなはず。

というかメリクルベル様だけ会場に下僕と取り巻きの乙女達連れ込んでない?(笑)

やはり開催国だから?



5.因果律を灼け少女

順番でリフリディアでしたね。


天巡はギリギリで小説版ゲットして読んでおきましたが、読んでおいて本当に良かったです。

天巡というかリフリディアはストーリーが一番救いが無いような気がします…。

魔女になって人間より力があるはずなのに、魔法で人を生き返らせることはできなくて、

不老不死だから命を絶ってあの世に行ってリフルに会いに行くことも叶わない。

というか命を絶とうとした時に魔女にされてますしね…。


神絶許の感情がふつふつと湧くような曲調、

黒紫のオーンブレを入れてくるところはかなりアツい!!


……縊る(くびる)で検索……ヒェェェ。。。。意味そのまんまだった。



6.筋書き通りの運命劇詩

ルクス!?この曲はお前なのか!?これは予測できなかった。


ルクスイメージの疾走感と爽やかさがこれだよね~って感じ!


ルクスはヒーローだからね、フランチェスカを知る唯一の仲間だもんね、

強い信念で救ってくれると…

思ったよチクショウ!!!!


上げて落とすのが少女病の様式美

忘れてたわぁ……


爽やかな曲調と歌詞に騙されてはいけない。(戒め)



7.ラストピース

冒頭、聖女アナスタシアと従者ルクセインって所好き。

男の従者というだけでなんかほんのり偽典思い出してしまうんだよね。偽典大好きマン。


そしてあっけなく散るルクス…。そう、少女病で男は報われないんだよなぁ。

ルクスだけは違うと信じたかった。前曲までの期待が散らされるこの感覚、久しぶりでしたね。


フランの台詞も刺さりますね。言ってることその通りなのもあるし、最後の優しさを見せたり。

台詞とともに曲調が不穏になるところゾッとする…。


魔女覚醒の核心、「少女病」という伏線の回収。怒涛の展開にホント感動した。


からの星謡の詩人~~~!!もうこんなに感動と感激と驚愕を詰め込むことある?

ここで偽典入れてくるのはズルいよ!!!


第五の魔女については結構ほのめかしがあったから、覚悟していたけどいろいろ耐え切れなくなる曲でした。

「行くよ、セクサリス」からの盛り上がりも好き。早口っぽくまくし立てる感じとか、コーラスも合わさって重厚さがすんごい。まさにラストピース。


感情ジェットコースターになること間違いなし。



ブックレットではここでイラスト鑑賞タイムが入ります。

ルクス…とアナスタシアの表情がまだ人の心がある感じがあって悲しい。

そして覚醒セクサリス。カッコいい。


5人の魔女の集合。これアイリーンさんどんな気持ちなんでしょうか?

自分が虐めてた少女が同じ壇上まで来るとは…。



8.魔女と神の輪廻

魔女選定の儀開始。

なんか怒涛の展開でしたがここまですんなりストーリーは受け入れられてしまうのが不思議でしたね。いろいろな疑問は残りつつも最終章のまとめとして無理のないまとめ方、話の運び方だったなと思ってます。


再び各魔女の台詞!

シスの台詞人間味あるというか、可愛くて好き(笑)

可愛い可愛い正論パンチです。シスのこういうとこ好き。


代わる代わる魔女が歌う所とか細かく曲調変わってて良いですよね!


そしてセクサリスの番の盛り上がり!

願いの内容そう来たか~!ってなりました。

てっきりアナスタシアとセクサリスは融合(?)したものだと思っていましたが、

イラストでも二人別々にいるし、二人が会話してるし、どういうことなの…。

この辺の解釈は自分でも理解できてないところが多いので、今後の皆さんの考察に期待します。



9.to you

この辺から要考察の曲が続きますね。


気になるのはセクサリスの聲を聞いたのは二人目ってところとか。

書き手とか読み手、至上神メサイアがどういう存在?誰の事?

覚醒アナスタシアのメタ発言っぽい感じの台詞とか。


そもそも覚醒アナスタシア(新セクサリス)と元セクサリスどっちがどっちなのか意図的に分かりにくくしてる感じもありますね。


≪物語は困難を通って天へ≫のとこも天使語?呪文みたいでカッコいい。


あとは最後の天使語?の歌!本当の終焉の歌。

ここでも偽典要素入れてくるのか~!(嬉しい)

かなりAingealを彷彿とさせる歌い方のように思います。


なぜ天使語を知ってるのか?誰が歌っているのか?

あと天使語誰か解説して。意味を知りたいような……知りたくないような。

英語ベースっぽいし、そのうちだれか解読しそうな気はする。

天使語の解説何もないままに物語が閉じるのも少女病さんっぽいですよね。余計なことは言わない感じがね。


最後の効果音は世界が終焉を迎える音?

Aingealの銃声(?)落下音(?)みたいな音が微かに聞こえるような気がする…。


タイトルのto youも誰に対してなのか、いろんな解釈できそうですよね。



ボーナストラック

セクサリス(?)の語りが入ります。もう自分にはどっちかわかんねぇぞ。



10.genesis

最後の曲ですね。

ブックレットではイラストも入ります。魔女のイメージカラー?の結晶を持ったセクサリスさん美しいです。


正直、イントロが明るくて安心しました。

この曲の感じは救済の曲だとすぐわかったよ。


少女病、最後は上げてくれました。


前向きな歌詞にも救われました。人により解釈あると思いますが、個人的にはこれでハッピーエンドなんじゃないかと思います。


物語全体の色んな可能性をここで一気に広げてくれているような、

正直、バットエンドだった物語を全て救済するにはこれしかないんじゃないかなと思う。

現実でも全てがハッピーエンドにはならないし。


ちょっとメタ的だけどこちらに直接メッセージを語り掛けるような曲でした。

聖骸のplatonic colorsをちょっと思いだしました。あの曲も直接刺さってくる系です。


そして最後の最後の台詞で号泣。

できるだけ優しく殺してく……れ。(絶命)




 

長くなりましたが、CD、ブックレットイラスト、と各曲の感想は以上です。


色んなトラブルもあったりして、CF開始から手元に来るまですごく時間が掛かった分期待してしまってはじめは聞くのが怖かったですが、

その期待を上回るクオリティーで届けられたので本当に嬉しかったです。


物語も複雑化していく中で、始まりの地点である偽典セクサリスにもしっかりつなげてくれたのが特に嬉しかったです。曲中のメロディーとか歌詞もね。


これで少女病の活動が最後になってしまうのは本当に悲しいですが、

最後にふさわしい締めくくりを作り上げて届けてくれたことに本当に感謝しています。


ここまで読んで下さった方もありがとうございました!

またライブの感想も別記事でかきたいと思います!










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